Excelのワークシートで令和2年分(2020年分)の所得税・令和3年度分(2021年度分)の住民税の試算を行う

Excelのワークシート

Excelのワークシートで令和2年分(2020年分)の所得税・令和3年度分(2021年度分)の住民税の試算を行うものを作成しました。

zeigaku_blog.xlsx

「市町村」のワークシートでは、計算対象の市町村に合わせて数字を変更します。

「扶養親族等」以降のワークシートに必要な情報を入力することによって所得税と住民税が計算されます。

「扶養親族等」のワークシートのD列の「生年月日」は、文字列形式での入力になっています。(先頭に「’」を付けて、「’1985/4/10」と入力)

所得税・住民税の計算で「合計所得金額」を使用するものには

  • 所得税・住民税のひとり親控除・寡婦控除の判定
  • 住民税の均等割の課税・非課税の判定

があり、

「総所得金額等」を計算で使用するものには

  • 所得税・住民税の税額の計算の出発点
  • 所得税の寄附金控除の計算
  • 住民税の寄附金税額控除(基本)の限度額の計算
  • 所得税・住民税の医療費控除の計算において、医療費の額から差し引く金額の計算
  • 住民税の所得割の課税・非課税の判定

があります。

合計所得金額と総所得金額は一応セルを分けていますが(「扶養親族等」のワークシートのH列とI列)初期状態では同じ金額を使用するようになっているので、合計所得金額と総所得金額等が異なる場合にはそれぞれの金額を入力して使用します。

不十分な点について

(その1)

所得税の計算については問題ないと思うのですが、住民税の計算結果については来年の7月になって住民税の課税明細書を確認しないと、細かい点で間違っている部分があるかも知れません。

 

(その2)

IF関数を多用しているのですが、記述の仕方がわかりづらいものがあります。

修正した方が良いと思ったときには随時修正していくつもりです。

修正履歴

2021/5/25

“市町村”ワークシートで、多治見市の均等割が3,500円、愛知県の均等割が2,500円となっていました。正しくは岐阜県の均等割りが2,500円です。

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