償却資産税をExcelで試算

シミュレーション

固定資産税(償却資産)の計算方法

税額(100円未満切捨)

課税標準額の合計(1,000円未満切捨)× 税率(100分の1.4)

課税標準額 → 毎年1月1日現在の資産の決定価格

決定価格 → 国が定めた固定資産評価基準に基づいて個々の資産について算出した評価額

固定資産評価基準に定められた評価額の計算方法

  • 前年中に取得した資産  評 価 額 = 取 得 価 額 × (1 ― 減価率/2)
  • 前年前に取得した資産  評 価 額 = 前年度の評価額 × (1 ― 減価率)

以後、毎年この方法により計算し、取得価額の5%まで減価します。

課税標準額 = 決定価格 = 評価額 なので、評価額に税率1.4%を掛けたものが税額となります。

減価率表

上記の減価率表の減価率は法人税・所得税において平成19年3月31日以前取得資産に適用していた「旧定率法」で使用する償却率と同じであり、法人税・所得税の減価償却の方法は定額法・定率法の選択制となりますが、固定資産税(償却資産)の減価償却の方法は定率法のみとなります。

作成の動機

高額な固定資産を購入した場合など、翌期の予算作成のため翌年以後の償却資産税の納付がどれくらいになるのかを事前に把握しておきたい、ということからExcelを使って計算を行ってみることにしました。

また、生産性向上特別措置法により固定資産税の課税標準が3年間ゼロ~2分の1に軽減されますが、それによる効果がどれくらいの金額になるのかを計算してみたいと思いました。

Excelのファイル(xlsxファイル)のダウンロード

こちらです。depreciable-assets-tax.xlsx

使用方法

「行番号」「資産の種類」「資産の名称等」「数量」は計算では使用しません。

償却資産ごとに「取得年月」、「取得価額」、「耐用年数」を入力して下さい。

「減価率」「減価率/2」は耐用年数から計算されます。

K列以降に評価額の計算式を入力しますが、資産を取得した年の翌年1月の評価額の計算式と、その翌年以後の評価額の計算式は異なっているので注意して下さい。

サンプルのワークシートに入力されている計算式は、列を絶対参照していますのでそのまま他の行・他の列のセルにコピーすることができます。

評価額は取得価額の5%を下回らないようになっています。

注意点

I列に耐用年数から減価率を求める計算式が入っています。この計算式は以前どこかで見たものですが、どこで見たものなのか覚えていません。また、この計算式の意味もわかっていません。この計算式で得られた結果が減価率表と一致していますので、計算方法は正しいと思われます。

計算式の中で「^」という演算子が使用されていますが、これは同じ数同士を掛ける計算を行うものです。こちらを参照してください。 → インストラクターのネタ帳

このExcelのワークシートを利用して実際の顧問先の償却資産税を計算してみたのですが、百円単位まで一致していましたので正しく計算されていると思います。

お願い

期待した結果が得られない場合は お問い合わせフォーム よりお問い合わせ下さい。

改善に取り組みたいと思います。

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