Excelでfreee会計の支出データを作成する

Excelでfreee会計の支出データを作成する

顧問先が会計ソフトとしてfreee会計を使用することになりました。

これまで扱ってきた

  • JDLIBEX出納帳
  • 弥生会計

に続いて3つ目の会計ソフトを扱うことになります。

ブラウザ上で動作するfreee会計はPC上で動作するJDLIBEX出納帳や弥生会計に比べて動作が遅いですし、またJDLIBEX出納帳や弥生会計とは違ったfreeeゆえの扱いにくさも感じましたので、Excelでまとめて入力しておいてインポートさせることにしました。

freee会計の場合、CSVファイルではなくてExcelのファイルからインポートすることができます。また、Excelのワークシートのセル内に計算式が入力されている場合であってもその計算結果をインポートすることができます。この点は便利だと思います。

エクセルのファイルとその使い方

エクセルのファイル → create_expense_data_blog.xlsm

入力はsheet1で行います。sheet1で入力した結果をsheet2にコピーします。

freeeでインポートするエクセルのファイルを指定すると、一番左のワークシートを参照するらしいので、sheet2を一番左に配置しています。

「決済口座」は「役員借入金」としています。

入力する項目

sheet1では以下の入力を行います。

  • A列 ・・・ 連番 「=A2+1」といった計算式で入力しておきます
  • B列 ・・・ 発生日
  • C列 ・・・ 勘定科目
  • D列 ・・・ 税区分(リストから選択する)
  • E列 ・・・ 金額
  • F列 ・・・ 税計算区分(税込金額で入力する前提としているので、税区分が課税の場合は「税込」と表示させる)
  • G列 ・・・ 税額(税区分に従って自動計算)
  • H列 ・・・ 備考

このうちF列とG列はインポートする上で必須の項目ではありませんが表を見やすくするために設けています。

使用するマクロ

M01_row_copy

sheet1のアクティブセルのある行がその1行下にコピーされ、コピー元の行と同じ連番が付けられます。1枚のレシートで複数の税率が混在している場合、一方の税率で入力した内容をコピーして必要な部分を修正した方が楽なので作成しました。また、レシートの枚数と連番を一致させたかったのでコピー元の連番とコピー先の連番を同じになるようにしています。

M02_fill_in_the_blanks

sheet1のアクティブセルのある行以下の行について、勘定科目・備考欄が空欄の場合はその1つ上のセルの内容をコピーします。同じ支払先のレシートを複数入力する場合には、勘定科目と備考欄が同一になることが多いと思いますので、勘定科目・備考欄が同じである場合には最初の1件だけ入力して後は入力を省略して空欄のままにしておき、このマクロを実行して空欄を埋めます。空欄を埋めた場合にはセルに色を付けるようにしています。

M03_data_copy

sheet1のアクティブセルがある行以下の行をsheet2にコピーします。

freeeへのデータのインポート方法

freeeに支出データ(作成したExcelのファイル)をインポートする方法については以下を参照。

→ Excel・販売管理ソフトからデータを取り込む(エクセルインポート)

 

 

 

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