イメージデータで送信可能な手続について(e-Tax)

税理士や税理士法人は、毎年1月に所轄の税務署に対して、

  • 税理士等事務員名簿
  • 税理士等関与納税者名簿

を提出しております。

12月中に複写式の手書きの用紙が送られてきます。

最初のころは手書きで作成していたのですが、

税理士等事務員名簿等は、用紙の規格(A4版)及び記載された項目が税務署から送付した用紙と同一であれば、パソコン等で作成したものをご提出いただいても、差し支えありません。

と案内文書に記載されているので、それを知ってからはExcelで作成して印刷したものを郵送していました。

今回、案内文書に

※本年度から、事務員名簿等について、イメージデータ(PDF形式)に変換してe-Taxで送信(提出)することも可能となりましたので是非ご利用ください。

とありましたので、やってみることにしました。

具体的にどうしたらよいのかというと、次の手順によります。

イメージデータで送信可能な手続について

準備として、e-Taxソフトをパソコンにインストールしておかなくてはなりません。

e-Taxソフトについて

今回送信しようとする手続きは

  • 汎用手続ID・・・HSO0450
  • 汎用手続名称・・・使用人及び関与先の概況

となります。

下記の②、③の手順の中で、「申請手続名称の選択」を行うときにこの情報が必要となります。

イメージデータで送信可能な手続についての中の「(3) 具体的な利用方法」は、

①PDFデータの作成

②申請書情報の入力

③PDFデータの組み込み・送信

の3つのタブに分かれています。

このうち「①PDFデータの作成」については、

所轄税務署等より送付された様式等を利用してご提出ください。

となっていますので税務署から送付されてきた用紙をスキャンして利用するか、その用紙の様式に合わせて自分で作成したものを使用すればよいと思います。

「②申請書情報の入力」、「③PDFデータの組み込み・送信」については、

「申請書を作成してそれにPDFファイルを添付する」

という考え方ではなく、

  1. 汎用申請手続・・・イメージデータで送信可能な手続き
  2. イメージ添付書類(汎用申請手続)・・・添付書類送付書

をそれぞれ作成して、「添付書類送付書」に事務員名簿等のPDFファイルを添付する、という仕組みになっています。

帳票として

  • イメージデータで送信可能な手続き
  • 添付書類送付書

を作成するのですが、見え方としてはそれらの帳票はe-Taxソフトの「作成」メニューの「申告・申請等」を選択した場合に「申告・申請等名称」の欄に表示される手続の下にそれぞれぶら下がっているという形式になります。

上の画像の「申告・申請等名称」は自分で任意に付けたものです。

手続を選択して「帳票一覧(R)」をクリックするとそれぞれの手続の帳票が表示されます。

 

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