事業復活支援金の給付額の計算

事業復活支援金

2022/1/18に事業復活支援金の詳細が公表されました。

→ 事業復活支援金 経済産業省

Excelで給付額の計算をしてみました。

(売上金額はrand関数で入れているので全くの適当です。)

見本のファイル → jigyo_fukkatsu_org.xlsx

※給付額を計算するN17:R19の範囲のExcelの数式が間違っていましたので訂正しました。(2022/2/26)

計算をするにあたり、経済産業省の用語を次のように読み替えています。(結果は同じになると思うのですが)

対象月 ・・・ 2021年11月から2022年3月のいずれかの月

基準月 ・・・ 2018年11月から2021年3月までの間の、対象月と同じ月

基準期間 ・・・ 基準月を含む11月から3月までの5か月間

給付額 ・・・ 基準期間の売上高 - 対象月の売上高 × 5

給付上限額(個人)

売上高減少率 50%以上 500,000円

売上高減少率 30%以上50%未満 300,000円

売上高減少率 30%未満 0円

給付上限額(法人)

売上高減少率 50%以上 1,000,000円

売上高減少率 30%以上50%未満 600,000円

売上高減少率 30%未満 0円

計算方法

売上高減少率の計算

対象月と基準月の組み合わせは15通りあるので、それぞれについて売上高減少率を計算します。

売上高が減少している場合はマイナスで表示され、反対に増加している場合にはプラスで表示されます。

基準月の売上高が0円である場合には0を表示させています。

ここで売上高減少率が30%以上になる月が本来の「対象月」になります。

給付額の計算

組み合わせのそれぞれについて給付額を計算します。給付額がマイナスになる場合には0を表示させています。

給付上限額を適用した給付額の再計算

売上高減少率に対応した給付上限額を適用して給付額を再計算します。

売上高減少率が30%未満であれば再計算後の給付額は0円になります。もともと給付額が0円である場合にも再計算後の給付額は0円となります。

見本のファイルは個人事業者用ですので、法人で使用する場合には計算式の給付上限額を年間売上高と売上高減少率に応じたものに修正する必要があります。

 

 

 

 

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