報酬の支払金額から源泉徴収税額を計算するのに、いちいちExcelのgoal-seekの機能を使用するのも面倒ですし、Pythonを使うのも面倒です。
Excelのワークシートの計算式で計算する方法を考えてみました。
税抜金額を元にして源泉徴収税額を計算している場合、
支払額 = 税抜金額 + 税抜金額 * 10% – 税抜金額 * 10.21%
となりますので、これを整理すれば
支払額 = 税抜金額 * 99.79% となり、
税抜金額 = 支払額 / 99.79% となります。
源泉徴収税額 = 税抜金額 * 10.21% ですから、
源泉徴収税額 = 支払額 / 99.79% * 10.21% で計算できることになります。
次のようなExcelのワークシートを作成しました。
C3セルの支払額欄に報酬の支払額を入力すると源泉徴収税額等が計算されます。
また、税込金額を元にして源泉徴収税額を計算している場合の計算式を4行目に作成しています。