代替機でもwordpressの編集が行えるように、wordmoveをインストールすることにしました。
行ったことは、以下の通りです。
Vagrantをインストール
VirtualBoxのインストールは、Windows10の仮想マシンを作成するために既に行っているため、Vagrantのインストールから実施します。
Vagrantのホームページ https://www.vagrantup.com/downloads.html からインストールします。operating systemは、一番上の「Debian」を選択しました。
次にubuntuの「端末」を「Alt+Ctrl+T」で起動して、
vagrant plugin install vagrant-hostsupdater
と入力し、「vagrant-hostsupdater」をインストールします。
vccwをインストール
vccwをインストールするために、まずubuntuの「端末」で
sudo apt-get install git
と入力して「git」をインストールします。
次に、作業用のフォルダ「/home/(ユーザ名)/project」を作成します。
そのフォルダに移動し、
git clone https://github.com/vccw-team/vccw.git
と入力します。
Vagrantの起動
作業用のフォルダ「/home/(ユーザ名)/project」内に、「vccw」というフォルダが作成されます。
フォルダ「/home/(ユーザ名)/project/vccw」内の「provion」フォルダにある「default.yml」ファイルを「/home/(ユーザ名)/project/vccw」フォルダにコピーして、名前を「site.yml」に変更します。
「site.yml」の内容を編集します。
hostname: vccw.test → hostname: ubuntu.test 等
lang: en_US → lang: ja
db_prefix: wp_ → db_prefix: (本番のprefix)
これで、ubuntuの「端末」で、フォルダ「/home/(ユーザ名)/project/vccw」にいる状態で、
vagrant up
と入力すれば、仮想マシンが起動します。
ブラウザで「http://ubuntu.test/」にアクセスして確認します。
wordmoveの実行
作業用のフォルダ「/home/(ユーザ名)/project/vccw」にある「Movefile.yml」の内容を編集します。
今回は、既に他で使用していた「Movefile.yml」をコピーして、vhost:の部分だけを修正しました。
local:
vhost: “http://ubuntu.test”
本番のサーバにssh接続するための秘密鍵・公開鍵を作成し本番サーバの authorized_keysファイルに追加記入します。
この記事を参照 → 公開鍵・秘密鍵の作成方法(さくらのレンタルサーバの場合)
ubuntuの「端末」で、
vagrant ssh
cd /vagrant
wordmove pull –all
と入力すれば、本番サーバの内容が「http://ubuntu.test」に作成されます。
wordmoveの結果がうまく反映されないとき
理由はわかりませんが、wordmoveが正常に完了したように見えても「http://ubuntu.test」に本番サーバの内容が反映されず、初期状態のままで変わっていない場合があります。
その際には、作業用のフォルダ「/home/(ユーザ名)/project/vccw」内の「wordpress」フォルダの内容をすべて削除して、再度
wordmove pull –all
を実行すると、本番サーバの内容が反映されます。