Excelで元号の日付を入力する場合

私は「平成30年は2018年」といった元号と西暦年の読み替えが頭の中でうまくできませんので、日付が元号で書かれている資料を基にExcelに入力する場合は、日付は元号のままで入力する方が楽です。

普通に「平成30年5月5日」と入力すれば、「平成30年5月5日」と表示されていますが、データの中身は「2018/5/5」となっています。

ここで、「平成30年ではなくて平成28年の間違いだった」ということになった場合、改めて「平成28年5月5日」と入力するか、2018を2016に修正しなければなりません。「平成28年は平成30年より2つ少ないから2018より2つ少ない2016にすればよい」と頭の中で考えなければならないので時間がかかります。

そうならないようにするためには、接頭辞「’」と付けて文字列で「’平成30年5月5日」と入力しておけばよく、平成30年から平成28年への修正は「30」となっているデータをそのまま「28」に修正すればよいので、考える時間が必要ありません。

このように文字列で日付を入力した場合には、年齢計算などを行う場合にその日付を計算式で使用できないということになります。

文字列で入力された日付を日付のデータにするには2つ方法があり、一つはDATAVALUE関数を用いるものです。

B2セルに「’平成30年5月5日」と入力し、C2セルに「=DATEVALUE(B2)」と入力すると日付のデータが返されます。

もう一つの方法は、文字列で入力された日付に0を足す、というもので、B4セルに「’平成30年5月5日」と入力し、C4セルに「=B4+0」と入力すると日付のデータが返されます。

社員名簿等を作成する場合には、文字列で元号の日付で入力しておき、後で日付データに変換した方が楽かもしれません。

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