Excelにhyperlink関数というものがあることを知りました。
関数が入力されているセルをクリックすると別のセルに移動できます。
移動先のセルは、
- 同じワークブックの同じワークシート上のセル
- 同じワークブックの別のワークシート上のセル
- 別のワークブックのワークシート上のセル
のいずれでも指定できます。
関数の書式は =HYPERLINK(“リンク先”,”表示名”)
同じワークブック、同じセルの場合は”#”を使用して記載を省略できるようです。
移動した後、Alt+左矢印キーで元のセルに戻ることができます。
使い方としては、例えば仕事の全体の進捗管理をワークシートで行っていて、個別の詳細な進捗管理を別のワークシートで行っている場合などに、全体と個別の進捗状況を容易に確認することができます。
今回、所得税の確定申告の全体の進捗管理をワークシートで行い、各顧問先の個別の進捗管理(不足している資料や確認しなければならない事項など)を別のワークシートに記載して、それを全体の進捗管理のワークシートからhyperlink関数で参照できるようにすることで確認作業が楽になりました。
→ Book2.xlsx (サンプルのワークブック D:\book1.xlsxを参照しています。)
「リンク先」には、Excelのワークシート上のセルだけではなく、フォルダを指定することもできます。