償却資産申告書のeLTAXによる電子申告について、2つの自治体より連絡がありました。いずれも「プレ申告データ」のない自治体です。
自治体からの連絡その1
1つ目の自治体に対しては、償却資産申告書の申告区分を「全資産申告(電算処理分)」にして、申告書の様式は「償却資産申告書(償却資産課税台帳)」を選択し、資産の増減は無かったのでそれだけを電子申告しました。
後日電話がかかってきて、「『全資産申告』を選択する場合は、資産の増減が無い場合でも、申告済みのすべての資産の明細を提出してください。資産の増減が無い場合は、申告区分を『増加資産/減少資産申告』にすればよく、その場合は資産の明細を提出する必要はありません。」とのことでした。
今回はこのまま受付しますが今後はそのようにしてください、とのことで、再提出にはなりませんでした。
自治体からの連絡その2
2つ目の自治体に対しては、1つ目の自治体に対するのと同じく、償却資産申告書の申告区分を「全資産申告(電算処理分)」にして、申告書の様式は「償却資産申告書(償却資産課税台帳)」を選択し、資産の増減は無かったのでそれだけを電子申告しました。
後日電話がかかってきて、「償却資産申告書(償却資産課税台帳)」の下部にある項目、「評価額」「決定価格」「課税標準額」を記載してください、とのことでした。
1つ目の自治体と同じように、申告区分を「増加資産/減少資産申告」にすればよいのかなと思い、その申告区分で再度電子申告しましたが、また電話がかかってきて、やはり「評価額」「決定価格」「課税標準額」を記載してください、とのことでした。
結局、申告区分を「全資産申告(電算処理分)」にして、「評価額」「決定価格」「課税標準額」を記載して再度電子申告しました。
なお、申告区分を「増加資産/減少資産申告」にすると、「評価額」「決定価格」「課税標準額」を記載することができません(エラーになります。)