このサイト(takimotozeirishi.com)をさくらのレンタルサーバーからエックスサーバーに移転し、ドメインの管理も移管しました。
手順はいろいろな人がブログで書いている通りです。WordPressのデータベースのコピーには、プラグインを使用しました(All-in-One WP Migrationと、All-in-One WP Migration File Extension)。
また、これを機会にサイトのテーマをCocoonに変更しました。
さくらのレンタルサーバーとエックスサーバーで並行運用ができない
WordPressのデータベースのコピーをした後、さくらのレンタルサーバーの方でネームサーバーをエックスサーバーのものに変更し、しばらく並行運用の期間を設けようと思ったのですが、結果として並行運用ができませんでした。
その理由は、さくらのレンタルサーバーでのSSLの設定上、
「対象となるドメインのAレコードの値がさくらのレンタルサーバに向いている必要があります。」
(参照:さくらのサポート情報:【独自SSL】導入の流れ・設定手順)
ということだからです。
ネームサーバーをエックスサーバーの方に切り替えて50時間ほど経過した後に「無料SS
さくらのレンタルサーバーのサポートにも聞いてみましたが、さくらのレンタルサーバーのSSLの仕様上仕方がないことのようなので、この時点で移転前のサイトと移転後のサイトの並行運用ができなくなりました。
wordmove ローカル環境のwordpressにログインしても本番環境にリダイレクトされる
レンタルサーバーをエックスサーバーに切り替えた後も、以前と同じようにwordmoveでバックアップを取る方法を継続しています。さくらのレンタルサーバーでwordmoveを使っていた時には起きなかったことですが、wordmoveでバックアップを取った後ローカル環境のwordpressにアクセスはできるのですが、管理画面にログインしようとすると本番のサーバ―にリダイレクトされてしまってローカル環境のwordpressの管理画面に入れない、という状況になりました。
これは、wp-config.phpに、
define(‘WP_SITEURL’,’http://win2.test’);
define(‘WP_HOME’,’http://win2.test’);
と記述することで解決しました。(win2.testはローカル環境のwordpressのサイト名)
ローカル環境のwordpressのデータをAll-in-One WP Migrationでエクスポート・インポートする
サイトのレンタルサーバー間の移転のためにプラグイン「All-in-One WP Migration」を使用しましたが、複数のローカル環境のwordpressがある場合、このプラグインでデータのエクスポート・インポートが問題なくできることがわかりました。
ローカル環境のwordpressでAll-in-One WP Migrationでエクスポートを行うと、最後のダウンロードのところで「サーバーエラー」というメッセージが出てダウンロードができないのですが、バックアップされたデータ(*.wpressのファイル)は、ローカル環境の
wordpress\wp-content\ai1wm-backups
フォルダの中にありますので、インポートをする際に直接そのデータを参照すればOKです。