Excelのデータテーブルでは、
- 変数が1つの場合は複数の計算結果を表示できる
- 変数が2つの場合はひとつの計算結果しか表示できない
ということになりますが、3つ以上の変数を設定して複数の計算結果を表示する方法を考えました。
vlookup関数を使う
まず変数の組み合わせ表を作成します(G列からJ列)。ここでは、変数A、B、Cの組み合わせを4通り作成しました。組み合わせ表の一番左の列には、1から4までの数字を入れておきます。
次に、vlookup関数で組み合わせ表の一番左の列の数字をキーにして変数A、B、Cの値を参照するセルを設定します(B列からE列)。
データテーブル(L列からO列)を作成する際に、L列に1から4までの数字を入力しておき、「列の代入セル」に先ほどのvlookup関数のキーが入力されているセル(B5セル)を指定します。
こうすることによって、複数の変数の組み合わせがデータテーブルの計算式に代入され、その計算結果が表示されます。
xlookup関数を使う
xlookup関数を使うと1から4までの数字が入っている列を1つ削除できます。