Excelでデータテーブルを作成しようとして、「行の代入セル」「列の代入セル」に別のワークシートのセルを指定しようとすると、「代入セルの参照が正しくありません。」
というメッセージが出て指定できません。
こういう指定をしようとするのは、ワークシートに書かれている表が大きかったり複雑だったりして、別のワークシートにデータテーブルの表を作成したいときだと思います。
その解決策として、代入セルはデータテーブルと同じワークシート上のセルを指定して、そのセルを参照するかたちで別のワークシートに計算式を書く、という方法を考えました。
Excelのファイル → datatable_sample.xlsx
sheet1は普通のデータテーブルです。
sheet2のデータテーブルは、列の代入セルとしてB2セルを指定している点はsheet1と同じですが、C4セルはsheet3のC2セルの計算式を参照しています。
sheet3のC2セルはsheet2のB2セルを参照するB2セルを使って計算を行っています。
sheet1とsheet2のデータテーブルには、同じ値が表示されています。
これで、sheet3が計算式が入ったメインの表であるとして、メインの表のワークシートとは別のワークシートにデータテーブルが作成できます。